第二回目は、よくご質問をいただく「行政書士の仕事」についてお話しいたします。
皆さんよくご存じの弁護士は、裁判訴訟問題等、法律の専門家です。
司法書士なら過払い金の返金請求、登記関係の手続きなどを
手掛ける職業だとイメージされるかと思います。しかし残念なことに、
行政書士は具体的にイメージができないのが実際のところだと思います。
行政書士のことを良くご存じの方でも、役所の許認可申請書面作成を
生業としているぐらいではないでしょうか。
しかし、本来の行政書士の活動範囲はとても広いのです。
例えば建設業許可、運送業許可、旅行業登録申請、宅地建物取引業許可申請、
飲食店営業許可、風俗営業許可、産業廃棄物許可、古物商許可、
自動車関連(車庫証明申請)、内容証明書作成、交通事故損害賠償請求、
外国人在留許可申請、農地の転売などに関する許可申請は、
すべて行政書士の担当分野になります。これ以外にも数多くあります。
もしかして「そういった申請だけなら、自分で役所に行けばできます」とお考えになりましたか?
そうです。実は、そんなあなたのために行政書士の仕事があるのです。
次回はその辺りについてお話しいたします。